2019年7月8日

なんだかうまく言えないんだけど、小さい頃からたまに気持ちがおかしくなることがある。

急に何がどうなってるのか全部わからなくなる。テレビの中でテレビを観てるみたいな、リカちゃん人形とかシルバニアファミリーとかに自分がなっているみたいな感覚で、幽体離脱とかこんな感じだろうかと思う。意識が遠くに追いやられる感じがする。ぽかんとしてしまう。

すぐに大丈夫になるけど、あの感じは気持ち悪くていやだ。小さいときお姉ちゃんに話したらお姉ちゃんもたまになると言っていて、わたしたちはそうなったときには「変なこと考えちゃった」と報告し合っていた。

高校生のとき友人に話したときもわかると言っていたので、みんなあの変な感じになっているんだと思っている。あれなんなんだ。


引っ越し先が決まったけどあとは何も決まってなくて困っている。不動産屋さんの担当の方は優しかったけど全然連絡がこなくて不安。引っ越し屋さんもよくわからないことを言うのであわあわしている。引っ越すお金がない。どうなるのか。でも一人で生きていくにはスッと引っ越せなくてはならない。


引っ越す前に好きな男の歯ブラシを捨てる。


ソースカツ丼が有名なごはん屋さんに行ったら漫画でしか見たことないような大きさのものが出てきて、店内にいたカップルとサラリーマン二人組がざわついて恥ずかしかった。絶対むりだ…と思ったけど全部食べ切って、めちゃくちゃ優しい店主に拍手された。


最近の出来事。髪を20センチくらい切った。会社で誕生日のケーキを出してもらった。クリムト展に行ったら人がめちゃくちゃ並んでいたので諦めてしまった。並べばよかったって後悔していて、こういうことの繰り返しで人生が嫌になる。でもそこで諦めず別の展示を観に行ったので成長している。しかし新宿は行くだけで疲れてしまう。新宿でいちばん好きな場所は居酒屋かあさん。本当にお母さんみたいな店員さんがたくさんいるから。ロロのはなればなれたちを観た。「きみがいないことはきみがいることだなぁ」じゃんと思った。 ディスクユニオンこわくて入れない。初めて行く場所全部こわい。いつもとんちんかんなことをしてしまうことを恐れている。行きたいライブのチケットが全然取れない。スイカバーがおいしい。仕事がつらい。


‪人に大事にされるには何かを与えられる人間でなくてはいけなくて、与えるものが何もないとつまらない人間だと思われるし、与えるものが誰でもいくらでも与えられるものだともっとつまらない人間だと思われる。自分だけの何かを持っていないと人に大事にされないし、何かになれないと人に愛されない。‬


‪わたしはいつもへらへら笑ってるし、いじわるなことも言えるし、わりといろんな人とどんなときも楽しそうにできるけど、そういうときの自分が本当に本当に嫌い。家でぬいぐるみ抱きしめてコーンフレークもそもそ食べてるときの方がずっといい。大きな声を出さず、静かに優しく暮らして、たまに微笑むくらいでいたい。もう一生本当に思っていないことを言いたくないし、本当に楽しくないことで笑いたくない。‬


‪自分に何もないせいで好きなものを自分の特徴や一部として扱ってしまうのがこわいから、読んだものも聴いたものも観たものも行ったところもそこから考えたことも基本的には誰にも言わない、言いたいと強く思ったら言う、というのがわたしには一番良いんだろうなと思っている。思っているけど、適当なことを言ったり何にも考えなかったりしてだめです。‬


‪はやく全部諦めて自分にも他人にも執着せずみんなに良く思われようとせず焦ったり憤ったり恨めしく思ったりすることのないように生きたい。‬


‪どうしようもない日記になった。‬